【浴室乾燥機もやってます】【八王子市散田町】MAX製BS-131HCX-MHBからBS-161H-CXへの交換

ご依頼内容
今回のご依頼は、浴室の乾燥機が全く動かなくなったので梅雨に入る前に交換しておきたい、というお客様からのご依頼でした。浴室暖房・換気・乾燥・24時間換気機能のついたMAX製のBS-161H-CXを取り付け。既存品は同じくMAX製のBS-131HCX-MHBでした。まんま後継機種のタイプなのでそんなに時間はかからないだろう、と思って作業開始。色々と罠があって現場到着から離脱まで2時間半ほどかかりました。



まずは撤去から。さすがにこれは問題ありません。ブレーカー落として電気と排気の接続を外し、固定のビスを取ればズボッと抜くだけ。

開口部の周りを掃除してあとは逆の手順でパパっと繋いで完了。の予定でした。が、まんま後継機種なのに本体が入らないのです。なじぇ?2度3度入れたり出したりを繰り返すもやっぱりダメ。質量5.3㎏と本体は軽いのですが、ずっと頭の上で持ち上げていると腕がプルプルしてきます。一度降ろして開口部と本体をよく観察。すると画像は取れていないのですが、後継機種のBS-161H-CXのパネル裏面に既存品にはない樹脂の出っ張りが四隅にあることを発見。しかもほんの少し干渉しているだけ。水回りのパネルにめったやたらと加工を入れたくないので、入れ方を工夫して再挑戦。やっぱりほんの少しダメみたい。結果、開口部を広げることにしたのですが、天井バスパネルの裏に浴室乾燥機を固定するための木材があるので(しかも接着剤で固定)、小さめのホールソーで穴を開けました。

これで気持ちよくスポッと入ってくれました。で、一難去ってまた一難、今度は操作パネル裏面のコネクタの形状が違うじゃありませんか。細い4芯くらいの線が付いているコネクタで変換アダプタも付属ナシ。天井裏から線の引き直しが必要になりました。通線工具が使えなくも無そうなのですが、ここは知恵を働かせます。まず既存の線を両端外して天井裏に残します。次に新線を既存の線とテープで止めて浴室入口の操作パネル用開口部から引きます。すると開口部から新線と既存線が一緒に出てくるのです。のはずでした。浴室ユニットと壁の間に線は通っているのですが、その間には大なり小なり柱があります。その柱のどこかしらに線が引っ掛かってなかなか通らない。でもこのやり方が一番早くて間違いなさそう。格闘すること15分。どうにか線が出てきてくれました。



思わぬトラップがあったので手こずりましたが、無事に快適な乾燥機のある生活を取り戻せました。